一切皆苦– tag –
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三法印の究極の到達目標とは?- 三法印の発現段階と新時代の三法印
三法印については、「仏教であることの旗印」ということで、今までいくつかの記事で言及してまいりました。 仏教の旗印であるということは、すなわち、仏教が目指すもの、仏教の到達目標であると言えますね。 今回は、まずはストレートに「三法印とはそも... -
三法印と四法印の違い – 一切皆苦と涅槃寂静でどう違ってくるのか?
どの宗教でも、その宗教特有の特徴というものがあります。 仏教では、他の宗教(バラモン教や六師外道の教え)との違いを明確化するために、「これこそが仏教であるという印(シルシ)、旗印」として、三法印(さんぽういん)あるいは四法印(しほういん)... -
メメント・モリと対義語カルペ・ディエムの意味 – 「死は救済」は最悪の哲学
メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句。(ウィキペディア) メメント・モリ、すなわち、「死を想う」ということは、なんだか弱気なイメージがありますが、そ... -
諸行無常と諸法無我の違いとは?- 「存在と時間」で考えるとわかりやすい
釈尊(お釈迦様)の教えには、有名なところでは、「八正道」「生老病死」「執着を断つ」…などいくつか挙げられますが、結局、釈尊が教えている教説(仏説)とは何なのか?と言いますと、それは「三法印(さんぽういん)」に集約されていきます。 諸行無常... -
涅槃(ニルヴァーナ)に達するとは?わかりやすく意味を解明する– テーラワーダ仏教批判④
テーラワーダ仏教批判の第四回目です。 *シリーズ全体はこちらから⇢テーラワーダ仏教批判 今回の「涅槃論」がおそらくは、上座仏教(テーラワーダ仏教)が釈尊の本意を誤解しているところの最大の論点である、と考えています。 涅槃=甘露=不死の等式 ... -
無常・苦・無我(三相)とは?仏教学通説の誤りを正す
無常・苦・無我(三相)とは? 仏教の中心的思想でありながら、仏教思想に流れている毒水があります。それが無我説に関わってくるのですが、今回は「無常・苦・無我」ですね、この3つを文字通り”三相”と言いますが、仏典の一節を手がかりに探ってみます。 ...
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