ヘーゲル– tag –
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仏教
総願と別願 – 四弘誓願は大乗の菩薩の誓い
総願(そうがん)というのは、全ての菩薩が発するべき4つの誓願のことで、四弘誓願(しぐぜいがん)とも言われています。 一方、別願(べつがん)というのは、各々の仏菩薩がそれぞれの立場から総願とは別に立てる誓いのことを言います。 別願でよく知られ... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
インシャラーとは何か? – 予定(定命)と自由意志は両立可能である
”インシャ・アッラー(イン・シャーアッラー)”とは「神の思し召しのままに」「神の御心のままに」「神が望むのであれば」「きっとそうなりますように」といった意味です。 ムスリム(イスラム教徒)が未来を語る時によく使う間投詞ですね。”インシュアラ... -
スピリチュアリズム//自己啓発
ワンネス、仏教、宇宙。そしてネオ仏法の悟りへ
ワンネス(oneness)とは、その名の通り、「ひとつであること」を意味します。 私たち一人ひとりの人間も、動植物も鉱物も、それぞれ”違い”があり個性を持っていますが、そうした相違性・分離性を超えたところに、大いなる宇宙的な意識があり、その宇宙意... -
仏教
十界と十界互具 ー 仏教における”世界”の階層構造論
人間は心の修業によって、天使(菩薩)になることができる、とネオ仏法では繰り返し申し上げているのですけど、本来の大乗仏教理論によれば、それ以上でして、最後は仏陀になることができる、というところまで行き着きます。 釈尊の時代は、悟りを得たもの... -
哲学/思想
感性 ・知性 ・理性・ 悟性 – 知性と理性の違いをめぐって
とくに知性と理性については、どちらも、「頭が良さそうな…?」くらいのイメージで、なかなか違いは分かりづらいところではありますね。 ただ、「あの人は知性的な人だ」という場合は、だいたい「頭が良い人」という意味で使われることが多く、「あの人は... -
儒教・道教
中道と中庸の違い – 偏らない”中庸”と最適解の”中道”
仏教では、よく”中道”という言葉を使いますが、これは簡単そうでいて、実はなかなか難しい概念です。 中道でいちばん有名なのは、釈尊(ゴータマ・シッダールタ)が成道(悟りを開く)前に発見したとされる”不苦不楽(ふくふらく)の中道”でしょう。 比丘... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
ユダヤ教の選民思想の背景にあるものとは? – 神の世界計画を探る
ユダヤ人の”選民思想”については、よく知られていると同時に、歴史上さまざまな軋轢を生んできたところでもあります。シオニズムから現代のパレスチナ問題まで波及しています。 ユダヤの選民思想は、簡単に言えば、 「神(ヤーヴェ)は、ユダヤ民族と独占... -
仏教
”苦楽中道 ”の意味を分かりやすく説明するー ミクロとマクロの悟りへ
今回は、釈尊が29歳で出家を決意してのち、成道(じょうどう=悟り)に至るきっかけになった「苦楽中道」について語ってみたいと思います。 この苦楽中道もそうですが、仏教において、スピリチュアルにおいて、”中道”を理解することは、修行論のみならず、... -
哲学/思想
ヘーゲルの弁証法を中学生にもわかるように説明したい
西洋哲学のなかでもウルトラ難解で知られるゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(名前の時点で難解ですね)の弁証法について、簡略版ではありますが、解説していきたいと思います。 *参考書籍:『精神現象学』(G.W.F. ヘーゲル 著) なぜこ...
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