阿弥陀如来– tag –
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仏教
総願と別願 – 四弘誓願は大乗の菩薩の誓い
総願(そうがん)というのは、全ての菩薩が発するべき4つの誓願のことで、四弘誓願(しぐぜいがん)とも言われています。 一方、別願(べつがん)というのは、各々の仏菩薩がそれぞれの立場から総願とは別に立てる誓いのことを言います。 別願でよく知られ... -
仏教
聖道門と浄土門の意味と違い – 自力と他力を総合する絶対力とは?
仏教は基本的には、「誰でもが仏になることができる」という教えではありますが、その「仏への道」をどのように辿るか?については、大きくは、「自力と他力」があるとされています。 それぞれの意味を辞書的に調べてみると、 仏教で、悟りをひらいて仏に... -
仏教
上座部仏教(小乗仏教)と大乗仏教の違い – いかに対立は解消されるか?
異端認定で”正統”を絞り込んでくるキリスト教と違って、仏教はおおむね寛容な歴史を展開してきたと言えるでしょう。 異説が生じても論争はしますが、「まあ、それはそれで」ということで、袂(たもと)を分かっていくだけなのですね。 解釈の違いは歴史的... -
仏教
仏教の慈悲とキリスト教の愛(アガペー)に違いはあるか?
仏教は「慈悲の宗教」と言われることもあり、一方でキリスト教は「愛(アガペー)の宗教」とおおまかには理解されているでしょう。 ”慈悲”も”愛(アガペー)”も広く「他者の幸福のために善い行いをする」という意味では共通点がありそうです。 今回は、仏... -
仏教
十界と十界互具 ー 仏教における”世界”の階層構造論
人間は心の修業によって、天使(菩薩)になることができる、とネオ仏法では繰り返し申し上げているのですけど、本来の大乗仏教理論によれば、それ以上でして、最後は仏陀になることができる、というところまで行き着きます。 釈尊の時代は、悟りを得たもの...
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