『七つの習慣』(S・コヴィー著)の第二の習慣は、
「終わりを思い描くことから始める」です。
自らの葬儀の場面を想像して、参列者から、
「自分はどういう人だった」と言われたいか、
を考えることにより、人生のミッションを決めていくという
ステップです。
ちなみに、『七つの習慣』はスピリチュアル的に観ても
バイブレーションが高い本だと思いますよー。
かつ、7つがバラバラに提示されているわけではなく、
第一の習慣から第七の習慣まで、きわめて論理的な
構造になっています。
たとえば。
第一の習慣「主体的である」で、現在位置を設定し、
(つまり、自分が主役であることを受け入れる)
第二の習慣「終わりを思い描くことから始める」で、
着地点を設定する。
そして、第三の習慣「最優先事項を優先する」で、
現在位置から着地点までの最短ルートをナビゲーション
しているわけです。
現在位置 →→ 最短ルートナビ →→ 終着点
という構造になっていますね。
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七つの習慣では、このように、今回の人生での
ミッションを発見して、かつ実現していくことが
重視されているわけです。
でも。
スピリチュアル的にみれば、実はさらに奥の奥があります。
これは、超々長期展望なのですが。
数千年、数万年、数億年かけて、自分自身がどういうエナジー
(個性あるエネルギー)であるか、を決めていくことです。
決めていくこと、というか、決められる決定権を持っていること
自体がすごいことだと思うんですね。
それだけの圧倒的な自由性、主体性を与えられているというのは、
ありがたいことです。
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たとえば、愛あふれる天使コースを歩みたいとか、
知的な天使コースへ進みたいとか、芸術的な天使コースを
選びたいとか。
あるいは、ゆっくりでも、総合力を備えたスピリットに
なりたいとか、ですね。
その際、「愛あふれる天使コース」なら、
たとえば、マザー・テレサを目標にするとか。
中間目標と言ったら、失礼ですが、
「わたしがなりたいのはこういう天使!」
という具体的な人物があると近づいていきやすいですね。
これがたとえば、メサイヤ(救世主)クラスを目標に
おいても、あまりに距離が遠すぎて。ぼーーっと
なっちゃうわけですよ。笑
なので、具体的な歴史上の人物とか、
性格・能力がハッキリしている女神様とか、
を目標にするといいですね。
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実際に、中間目標天使(すごいネーミング・笑)を
設定して、本を読んでみたり参拝したりすると、
縁の法則が働きます。
上の例で言えば、マザーテレサが直接、指導してくれる
というのは稀かもしれませんが、少なくともお弟子さんや、
同系統の天使たちの働きかけが始動します。
そういうわけで、時間管理手帳のように、あまりキビしく
設定する必要はないと思いますが、ときおり、
「わたしは、1万年くらいしたらこんなスピリットに
なっていきたいなー、こんな天使になれたらなー」
くらいを想像してみるのって、実際、有効ですし、
楽しいことだと思いますよ。(^^)
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