宇宙人との接触について覚悟しておくこと
下のスピリチュアル(地獄界)にはもちろんのこと、覇道スピリチュアル(魔法・仙人・天狗界)にも関わらないほう良い、という記事をいくつか書きました。
あとは、宇宙人についても書いておいたほうが良さそうです。この宇宙人信仰も人類にとってかなりリスキーなんですね。
おそらくは、この記事を読んでいる方の大部分が生きているうちに、正式に(?)宇宙人が地球の文明に接触してくる有様を目撃することになるのかな、と思います。
なので一応は、覚悟しておいたほうが良いです。
そうした準備段階もあって、ハリウッドでもやたらと宇宙モノが制作されているという側面があると予想しています。
日本はこの点はかなり遅れていますが、噂通り米国はじめ、いくかの国では実際に宇宙人と接触し、軍事的な技術供与なども受けていることと思います。
宇宙人の接触は、たとえて言えば、幕末の日本に黒船がやってきたような(あるいはもちろんそれ以上の)インパクトになるでしょう。
それまでの日本は徳川将軍家があったものの、各藩ごとが独自の藩意識を持っていて、統一的な日本人意識は希薄であったのですね。
幕末の時点でも、あの大西郷、桂小五郎ですらいまだ藩意識に囚われていたフシがあります。
日本人という意識を持つことができていたのは日本人口3千万人のうち、坂本龍馬・勝海舟含めて十指に満たなかったんじゃないでしょうか。
それほど、同時代にあって、同時代を超えた発想をすることは難しいということです。
そういうわけで、実際に宇宙人が表立って接触してきた段階においても、あわてずに対処していけるように、心の準備をしていくことが必要です。
私は、以前からグローバリズム(ワンワールド)の限界を指摘しており、趨勢としては「インターナショナル」に戻る、と主張していますが、
もしワンワールドへ再び向かう契機があるとすれば、やはり黒船としての宇宙人との直接接触ということになるでしょう。
参考記事:ワンワールドとインターナショナルと
宇宙人信仰の落とし穴とは
スピリチュアリストはやはり宇宙人トピックについても敏感ですので、おのおの情報集めをしていたり、あるいは実際に接触体験を持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここに大きな落とし穴があることを見落とさないようにしておきたいものです。
落とし穴とは何か。それは、
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宇宙人だからと言って、すべてにおいて地球人より進化しているわけではない。むしろ、地球のほうが進んでいるところが多々ある
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友好的な宇宙人ばかりとは限らない
ということです。
まず、1.の論点です。
覇道スピ系のトピックとも通じますが、人はとかく非日常的でエキセントリックであるというだけで有難がってしまう傾向があります。
*参考記事:魔法・仙人・天狗系スピリットの特徴と付き合い方
そして、「宇宙人とコンタクトがとれましたー!」というだけでトクベツ感を感じ、かつ演出してしまう。
そして、それに追随した人々が、「すごーい!★」となっていまうわけです。
その前提にある思考は、「宇宙人だから優れている。そういう宇宙人とコンタクトをとれる人はトクベツである」という価値観ですね。
しかし、コンタクトの原理としては霊界コンタクトと一緒で、つまり思念を集中すればそれに応じた存在が接触してくると。
そして霊界原理と同様に、距離や言語は関係なくて、<念い>だけで繋がってしまう世界です。
ゆえに、当サイトで繰り返し述べていること、「霊能力と悟り(認識力)の高さにはほぼ相関性がない」ということを思い起こして頂きたいです。
そして、宇宙人だからといって必ずしも優れているとは限らない。
たしかに、科学技術の分野に限っては地球より数百年程度進んでいる面はあるが、地球の文明のほうが優れている部分が多々ある。ということです。
地球の文明のほうが優れている面はどこか?
それは、たいていの惑星文明と比べても、思想・哲学領域の深さ高さ、芸術分野の達成の豊かさにおいては地球は相当に進んでいるということです。
それゆえに、他の惑星の宇宙人からも注目を集めている面があるということです。
そうした論点を抜きにして、盲目的に宇宙人信仰に陥ってしまうと、2,の論点で掲げた、「必ずしも友好的な宇宙人ばかりではない」というところにLINKしてしまう、という危険性があります。
つまり、害意のある宇宙人に突けいられるスキを与えてしまうということになります。
私にしてもこの宇宙人のトピックについてはそれほど情報収集しているわけではないのですが、それにつけても上記2点の危うさをヒシヒシと感じます。
お読みいただいた方も、この点、ぜひご一考頂ければと思います。