声聞– tag –
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六波羅蜜と八正道の違いと共通点 – 一仏乗として同体に把握すれば良い
今回はタイトル通り、「六波羅蜜と八正道」の関係性について考察していきたいと思います。 仏教書を読むと、色々な解説がありますが、要は、 八正道:小乗(上座部)/内省的 六波羅蜜:大乗/実践的 というふうに、八正道と六波羅蜜を、小乗・大乗の対立軸... -
上座部仏教(小乗仏教)と大乗仏教の違い – いかに対立は解消されるか?
異端認定で”正統”を絞り込んでくるキリスト教と違って、仏教はおおむね寛容な歴史を展開してきたと言えるでしょう。 異説が生じても論争はしますが、「まあ、それはそれで」ということで、袂(たもと)を分かっていくだけなのですね。 解釈の違いは歴史的... -
菩薩の心とは?なぜ、ほとんどの人は菩薩になれないのか?
菩薩というのは、もともとは菩提薩埵(ぼだいさった)の略称で、サンスクリット語の「ボーディサットヴァ」の音写です。 ボーディ:悟り サットヴァ:衆生 ということで、「悟りを求めている衆生」という意味です。 仏教では、「仏陀の悟りを目指して修行... -
菩薩になりたい人のための「知的スピリチュアル生活」
実在界(あの世)から見た人生の仕事量および霊格は、 仕事量(霊格)=智慧×慈悲 の公式で表すことができる、と申し上げています。 *参考記事:人生の意味とミッションとは? – 最勝の成功理論を明かします(「菩薩になるための公式とは?」参照) 厳... -
十界と十界互具 ー 仏教における”世界”の階層構造論
人間は心の修業によって、天使(菩薩)になることができる、とネオ仏法では繰り返し申し上げているのですけど、本来の大乗仏教理論によれば、それ以上でして、最後は仏陀になることができる、というところまで行き着きます。 釈尊の時代は、悟りを得たもの... -
「霊格が高いと孤独で苦労が多い」は嘘である理由
スピリチュアル系のサイトをいくつかチェックしていて、「霊格が高い(波動が高い)ことによる孤独、苦労」について論じているいくつかの記事があることに気づきました。 そのキィワードに関連する記事を4-5本読んでみたのですが、私としては若干、違和感... -
依般若波羅蜜多故
前回の続きで、今回はシリーズ22回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -① *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 依般若波羅蜜多故 読み:えはんにゃはらみたこ 現代語訳:般若の智慧に依るがゆえ... -
この記事を読んでいる段階で「大成功している」という話
前回の記事では、成功とか幸せというものは、あの世(実相世界)の視点を入れないと、底の浅いものになる、とお話しました。 でもですね、本当のことを言うと、 実際は、「平凡に生まれ、物心つくまで育った」というだけでも、あなたは成功しているんです... -
謙虚と卑下は違う。の件
ご質問 数年前からですが、 「神様ありがとう」と思う癖があります。ただ思うだけでなく、本気で心が感謝の気持ちでいっぱいになった上での言葉です。(それと同時に、自分がこんなに幸せになれるなんて信じられない、という気持ちも湧き上がります。明るい... -
悟りの52段階(菩薩五十二位)とは?- あなたも菩薩になれる!
ネオ仏法では、繰り返し、「私たちはその気になれば、今回の人生でも菩薩(天使)になることができる。狙わないのはかなりもったいないことです」と述べています。 その私が申し上げている”菩薩(天使)”とは、広義の菩薩のことです。狭義の菩薩、菩薩界の... -
「第一の矢と第二の矢」の意味とは – 仏陀・釈尊の説法にみるストイシズム
「第一の矢、第二の矢」と言っても、アベノミクスの話ではありません(笑)。これは、仏陀・釈尊のたとえ話に根拠があります。 第一の矢、第二の矢の意味とは? まずは該当の仏典を引用してみましょう。全文を読むのが面倒なひとは太字のところだけでも読...
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