弁証法– tag –
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仏教
三法印の究極の到達目標とは?- 三法印の発現段階と新時代の三法印
三法印については、「仏教であることの旗印」ということで、今までいくつかの記事で言及してまいりました。 仏教の旗印であるということは、すなわち、仏教が目指すもの、仏教の到達目標であると言えますね。 今回は、まずはストレートに「三法印とはそも... -
仏教
六波羅蜜と八正道の違いと共通点 – 一仏乗として同体に把握すれば良い
今回はタイトル通り、「六波羅蜜と八正道」の関係性について考察していきたいと思います。 仏教書を読むと、色々な解説がありますが、要は、 八正道:小乗(上座部)/内省的 六波羅蜜:大乗/実践的 というふうに、八正道と六波羅蜜を、小乗・大乗の対立軸... -
芸術/アート
『聖☆おにいさん』の評価から日本の使命を考える
『聖☆おにいさん』中村光 (著)というマンガについて、真理スピリチュアルからどう評価すべきか、そこからさらに、日本が世界に貢献できること、日本の使命を考えてみたいと思います。 『聖☆おにいさん』の真理スピリチュアルからの評価 一読して、天界・菩... -
芸術/アート
グスタフ・マーラー交響曲の特徴と新解釈 ― 強靭な精神力と宇宙の鳴動
今回は、クラシック音楽の作曲家・指揮者であるグスタフ・マーラーについて論じていきたいと思います。 検索で当記事にたどり着かれた方は驚かれるかもしれませんが、マーラーは霊格的には、菩薩界上段界の存在であり、芸術家としては最高峰のひとりである... -
科学/心理
自分軸とスピリチュアル – 絶対軸をお勧めいたします
心理学者アドラーの解説書(?)『嫌われる勇気』の影響もあるのかもしれませんが、ここ数年、”自分軸”という言葉がずいぶんともてはやされています。 ただ、”自分軸”というものは一時的なカンフル剤として有効だけど、これで生き切るにはずいぶんと難易度... -
儒教・道教
中道と中庸の違い – 偏らない”中庸”と最適解の”中道”
仏教では、よく”中道”という言葉を使いますが、これは簡単そうでいて、実はなかなか難しい概念です。 中道でいちばん有名なのは、釈尊(ゴータマ・シッダールタ)が成道(悟りを開く)前に発見したとされる”不苦不楽(ふくふらく)の中道”でしょう。 比丘... -
『般若心経』の悟りを超えて
故知般若波羅蜜多
”故(ゆえに)”は、今までの説法全体を指す 前回の続きで、今回はシリーズ30回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -① *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 故知般若波羅蜜多 読み:こちはんにゃは... -
『般若心経』の悟りを超えて
不生不滅 不垢不浄 不増不減
否定論法で究極の真理を浮かび上がらせてゆく 前回の続きで、今回はシリーズ12回目です。*シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -①*『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 不生不滅 不垢不浄 不増不減 読み:... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
ユダヤ教の選民思想の背景にあるものとは? – 神の世界計画を探る
ユダヤ人の”選民思想”については、よく知られていると同時に、歴史上さまざまな軋轢を生んできたところでもあります。シオニズムから現代のパレスチナ問題まで波及しています。 ユダヤの選民思想は、簡単に言えば、 「神(ヤーヴェ)は、ユダヤ民族と独占... -
科学/心理
仏法・真理の探求と、神経症的ジレンマ
貧・病・争 むかしからよく「貧病争」と言いますが、宗教やスピリチュアルを探求するきっかけですね、これが、 貧=経済的苦境 病=病気・体調不良 争=人間関係の不調和 この3つであることが多い、と言われています。 自分自身、振り返ってみても、家族... -
質疑応答
なにゆえに、感情が存在するのか??
ご質問 質問)昨日、職場の人と話をしているときに、 「そもそも、何で「感情」なんていうものが存在しているのだろう??」 といった話題になりました。 「喜怒哀楽のような「感情」がなければ、 楽に生きられるのにな~」 ということを職場の人が話し... -
スピリチュアリズム//自己啓発
悩みとの戦い方指南
まずは、数息観(すそくかん) たくさんの悩みが同時に重なってきて、混乱状態になるときありませんか? 僕はありますよ(笑)。 そんなときに効く、即席の対処法をお教えしますね。 それは、、 無料Eブックに書いてある数息観(すそくかん)をやることで... -
仏教
龍樹菩薩の八不中道で「空」を理解する
龍樹(ナーガールジュナ)とは? 龍樹(りゅうじゅ)は「龍樹菩薩」とも呼ばれますが、実在の人物です。2−3世紀のインドの学問僧ですね。 元のサンスクリット語読みでは、「ナーガールジュナ」と呼ばれます。 釈尊没後、「無我」の思想が、「我が無いの... -
仏教
”苦楽中道 ”の意味を分かりやすく説明するー ミクロとマクロの悟りへ
今回は、釈尊が29歳で出家を決意してのち、成道(じょうどう=悟り)に至るきっかけになった「苦楽中道」について語ってみたいと思います。 この苦楽中道もそうですが、仏教において、スピリチュアルにおいて、”中道”を理解することは、修行論のみならず、... -
哲学/思想
ヘーゲルの弁証法を中学生にもわかるように説明したい
西洋哲学のなかでもウルトラ難解で知られるゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(名前の時点で難解ですね)の弁証法について、簡略版ではありますが、解説していきたいと思います。 *参考書籍:『精神現象学』(G.W.F. ヘーゲル 著) なぜこ...
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