スピリチュアルにも、真理スピリチュアルと呪術スピリチュアルの違いがあると、当サイト(ネオ仏法)ではお話しています。
*参考記事:真理スピリチュアルと呪術スピリチュアルの違い
呪術スピリチュアルの代表的なものとしては、日本では、天狗とか仙人の世界があります。
天狗、仙人とそれぞれ特徴というか担当範囲が重なっているところもあれば、微妙に違っているところもあるようです。
まず、なぜ呪術スピリチュアルに関わらないほうが良いのか、もう一度整理してみます。
理由は、
- 天国ではあるものの、スピリットとして先々、進化に限界が出てくる
- トクベツ感から慢心しやすく、転落(つまり地獄界)するスピリットが多い
- この世(現象界)に限ってみても、長い目で見るとそれほど成功しない
ということでしたね。
あの世(実在界)すら信じることが難しい世の中で、さらに「1万年くらいのスピリットとしての計画を考えると…」などという前提がまず難しいかもですが、一応、知識として知っておいたほうがいいです。
*参考記事:スピリチュアルでも、占い・霊能力系、などとは距離をとったほうがいい理由
今、地上に生きている段階では彼ら(彼女ら)はキラキラ輝いて見えることもありますし、本人も、女神か天使か菩薩か、のつもりでいることがありますが、
蓋を開けてみると(つまり死んで行き先が決まってみると)、あらびっくり(゜o゜;」というパターンになります。
また、そういう方々に付き従っていった場合、やはり縁が強くなってしまって、魂的には、やはり影響は受けてしまいます。
悟りを偽った場合(神仏・天使から通信を受けていることを吹聴したり、神々の名を名乗ったり)、これは地獄の最深部直行便となる可能性がある、ということは以前の記事でも書きました。
これは要するに、スピリチュアルというのは人々の本質部分である魂の領域を扱う仕事であるために、その扱い方を誤った場合、肉体のみを破壊する行為である殺人よりも罪が重くなるということです。
仙人と天狗の違いと特徴をあげてみます。
- 仙人界…気功、過度の健康法、超能力(スプーン曲げなど)
- 天狗界…超能力(力自慢系)、旋風を起こすような自己実現・軍事
また、これ以外に「魔法の世界」があります。
- 魔法界…占い、魔術、神秘など主に西洋系
ちなみに、神秘力や占いグッズを使うから、即呪術スピリチュアル、と断定はできないです。
ただ、真理スピリチュアルを気取っていて、実は呪術スピリチュアル、というパターンは、ここ最近、スピリチュアル業界を見渡したところけっこう多いように思えます。
気功なども健康術の一貫としてならもちろん良いのですが、それ自体を自慢する心・特別視する心が問題ということです。
また、実際に、魔法界・仙人界・天狗界→地獄界へ、という転出のパターンもかなり多いのが実情です。
真理と呪術の見分け方としては、ビジネス的に言うフロントエンドとバックエンドを基準にすると分かりやすいです。
つまり、
- フロントエンド(無料記事)では真理っぽいこと、自己啓発っぽいことを語って人を集めているが、バックエンド(有料部分)は、魂の成長に資することのない、現世的なアドバイス(金運、開運、異性運など)で高額な対価を要求してくる。
- そのフロントエンド(無料記事)部分の”真理っぽい”記事でも、①論理性に欠ける ②国語の基礎ができていない、などの特徴があります。
もちろん、占いやリーディング、気功を使うのも悪くはないのですが、それはあくまで”手段”であって、
”目的”はクライアントがスピリットして成長する方向へアドバイスできる、というのが大事ですね。
それにしても、そもそも、占いなどは仏陀は弟子に禁じていましたし、ユダヤ・キリスト教でも、「神の名をみだりに呼ぶ」という文脈内で禁じられてきました。
*参考記事:「神の名をみだりに唱えてはならない」(十戒)のはなぜか?
なので、呪術スピリチュアルの方も、「イエスは…」「仏陀は…」と発言することが好きなのですが、実は彼ら(彼女ら)は、おそらく過去世においても、イエスや仏陀に帰依できておらず、やはり当時も呪術師であったかと思われます。
地球のトップの方々、はっきり言えば、釈尊やイエス・キリスト、孔子、ソクラテスの力・働きが巨大ですので、呪術側が真理側に取って代わるというのはあり得ないと思いますが、
われわれ一般人が数多く呪術側に流れつつあるのもひとつの大きな問題かと思いますので、あえて記事にしてみました。
真理スピリチュアルを知りたい方は、ぜひこちらの記事をお読みください。
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