2016年– date –
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外交/軍事
森を見てから木を見るー知の判断と国防について
【知は内向化すると、「自己の探究」「普遍の真理の探究」となって現れますが、知が外向化すると、「世間知・知謀知略」となって現れます。】こうした外向化した知、すなわち戦略的思考ですね。個の問題としては経済繁栄も含めた自己実現でありますが、マ... -
芸術/アート
”ピアノ協奏曲第20番 ”で検証するモーツァルトとベートーヴェンの悟り
悟りの階梯というものは宗教家にかぎらず、すべての魂に門戸が開かれています。むろん、芸樹家にも。 というか、芸術家はわりあいに霊格が高い人が多いのです。 霊的な直感に優れ、また、同時代の人々のみならず、後世の人々をも幸せにすることができるか... -
仏教
三輪空寂(三輪清浄/三輪体空)の意味とは?仏教的布施の真髄
【三輪空寂は、施者・受者・施物の3つが清らかであること】 今回は、布施の精神を真に実効あらしめるためには?という観点からお話してみます。 *参考記事:曽野綾子式「宗教が本物かどうかを見分ける方法」を検証してみる 大乗経典では、「布施が成立す... -
スピリチュアリズム//自己啓発
曽野綾子式「宗教が本物かどうかを見分ける方法」を検証してみる
現代で日本で「布施」というと、まず思い浮かぶのが「お布施」でしょう。 法要などで、「お坊さんにいくらお布施したらいいの?」とか、そういう場面で使われることが多いですかね。 あるいは、「怪しげな新興宗教団体が”お布施”と称してお金を集めていま... -
未分類
スピリチュアルで専門用語を使う意外な効用
仏教では、菩薩の修行徳目として、布施波羅蜜多(ふせはらみた)という言葉があります。波羅蜜多というのは、元来が、「到彼岸への道」ということであり、布施波羅蜜多であれば、布施行の実践により悟りを深めていく。そして、六波羅蜜多の最後の徳目であ... -
仏教
「第一の矢と第二の矢」の意味とは – 仏陀・釈尊の説法にみるストイシズム
「第一の矢、第二の矢」と言っても、アベノミクスの話ではありません(笑)。これは、仏陀・釈尊のたとえ話に根拠があります。 【第一の矢、第二の矢の意味とは?】 まずは該当の仏典を引用してみましょう。全文を読むのが面倒なひとは太字のところだけで... -
未分類
知と愛
『知と愛』 と言えば、同名の小説がヘルマン・ヘッセ作でありますね。 大学時代、ヘルマン・ヘッセだけを読みまくっていた一時期がありましたが、 つくづく繊細だったのだな、と。笑 ここしばらく、集団的自衛権やら憲法改正問題やらで、 「あれかこれか」... -
仏教
諸悪莫作・衆善奉行、プラス1
G7プラス1、みたいなタイトルにしてみました。笑諸悪莫作・衆善奉行・自淨其意・是諸仏教(『法句経』)という言葉があります。読み方と、意味は、諸悪莫作(しょあくまくさ)・・・もろもろの悪を作(な)すこと莫(な)く衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう)... -
教育/学問
思春期こそ、美意識の形成が大事。高田の経験した”3メートルビンタ”とは?
「思春期でまっすぐに伸びていく方法」というのを、考えてみます。ここはあまりスピリチュアルな観点を入れないで、ごく一般論で話しを進めていきます。消極的な意味では、”非行”の方向へ走らないこと、あるいは、積極的な意味では、学問を愛する傾向性と... -
教育/学問
「学校の勉強は役に立たない」は本当か? – 無用の用について考えてみよう
学校の教科、現国・英語・地理・日本史(世界史)・物理・・・ など、いろいろな科目がありますね。 これらの科目を勉強して、いったい、 実社会に出て役に立つの?って疑問を 持たれるかもしれませんね。 そうした疑問から、 いくら受験の科目になってい... -
哲学/思想
君がなにか外的の理由で苦しむとすれば、君を悩ますのはそのこと自体ではなくて、それに関する君の判断なのだ
生きていくうえでいろいろな悩みや苦しみがありますが、そのほとんどは、対人関係において生じているものですよね。 その対象が、社会や政治であったとしても、それを動かしているのは、あくまで、人間もしくは人間たちの寄り集まりの判断であり、悩みや苦... -
スピリチュアリズム//自己啓発
ジェンダーフリーとスピリチュアル – 魂のレベルから見なければ男女平等は分からない
現代社会であっても、女性であるというだけでたとえば会社において不利な扱いをされたり、それから、部下を指導するにあたっても、男性側の反発を招きやすい、という難しさはありますよね。 ジェンダー、ジェンダーフリーの問題です。 もっと根本的な問題... -
仏教
心塵脱落と身心脱落 – 道元の聞き違え!?
ここしばらく瞑想系のテキストを書いていたりする関係で、他の方々はどうやって瞑想をやっているのかなー?って今更ながらに、Youtube などで調べ始めたんです。 基本、自己流でやってきましたので。笑 瞑想で検索していると、ヨガ以外では、禅宗系の瞑想... -
スピリチュアリズム//自己啓発
スピリチュアルでも、占い・霊能力系、などとは距離をとったほうがいい理由
「スピリチュアルでも、占い・マインドブロック解除、などとは距離をとったほうがいい理由」という挑戦的で、ある意味、心苦しいトピックをたてました。 なぜ、そうなのか。理由をいくつか挙げてみたいと思います。 実在界(あの世)の構造上、占いや霊能... -
仏教
「犀の角のようにただ独り歩め」は誤訳なのか?本当の意味は?
【】 「犀の角のようにただ独り歩め」は『スッタニパータ』のなかでも有名な箇所で、ずいぶん愛読している人も多いようです。 まずは、いくつか抜粋してみます。 三六 交わりをしたならば愛情が生ずる。愛情にしたがってこの苦しみが起る。愛情から禍いの... -
社会/歴史
いっそ成文憲法をやめてしまうという手もある
憲法改正論議が盛んで、自民党の憲法草案に対して反対している人たちであっても、ある程度は、国防について前向きになっているのは、結構なことではないかと思います。現行憲法については、GHQの占領下の時代に作られたものであって、そもそも法源がマッカ... -
未分類
目に見えないもののほうが実在であることを哲学的に証明する
再び、コップの話しをします。目の前に1個のガラス製のコップがあるとして(ガラス製じゃなくても良いんですが)。ガラス製のコップは幼児でも壊せますね。落としちゃえばいいんだから。もしも・・・この世に、コップの設計図もコップという概念すらもなか... -
芸術/アート
生まれては死んでゆけ
生まれては死んでゆけ ばか 生まれては死に 死んでゆけ ばか *** 作者・出典:早坂類(短歌)・入交佐妃(写真):『ヘヴンリー・ブルー』 *** 破調の多い歌集で、掲出歌は五七七七になっています。 *破調=五七五七七の定型を破るしらべ ... -
哲学/思想
「反省すると罪が清められる」ということを哲学的に証明する – 持続する現在意識 –
告解・懺悔(キリスト教)、八正道の反省(仏教)、内面のジハード(イスラム教)、といったカタチで「反省・悔い改めによって罪を清める方法論」が世界宗教では共通して説かれていますね。 ここで、 「悔い改めるのです。そうすれば罪は許されます」 と言... -
スピリチュアリズム//自己啓発
愛知者として”悟り”に切り込む
【”空(くう)”をどれだけ理解できるか?が悟りの段階】 結局のところ、人間としての悟りの最高段階は、「空」(くう)を理解することだと思っています。 まず、理論で理解し、それをさらに瞑想によって、腑に落とし込むこと。悟性的認識に変換すること。 ... -
未分類
人生を経営(マネジメント)として捉えてみる
人生を経営(マネジメント)として考えてみる。久しぶりにリビング社長バージョンというか、ビジネス的観点を入れて書いてみます。笑***個人の修行でも、「わるいことよりも良いことを多くすれば、天国へ還れます」というのは、大昔からあるシンプルな... -
外交/軍事
日露平和条約から日露同盟へ ー 諸葛孔明の兵法に学ぶ
諸葛孔明といえば、三国志の天才軍師として有名ですね。 智謀湧き出ずる如し、ということで、『三国志演義』をベースにした吉川英治『三国志』。 さらにそれをベースにした横山光輝の漫画『三国志』でワクワクと読まれた方も多いのではないかと(吉川三国... -
未分類
認識論ー対人関係にも生かせる哲学
認識論…また何だか小難しい感じになりそうですが、「人はいかに事物を認識するのか」ということを理解しておくと、対人関係などにも生かすことができます。そして、ついでに哲学の基礎のひとつをマスターできるという、一口で2度美味しいトピックスです。... -
社会/歴史
僕らはマーケティングに取り囲まれているーGHQの占領政策編
太平洋戦争後のGHQによる占領政策の誤りについては、いろいろな点から指摘できます。また、このトピックスは、「僕らはマーケティングに取り囲まれてる」シリーズのなかでも特段に重要なものです。繰り返しますが、僕らが潜在意識との交流を阻んでいるもの... -
政治/経済
ワンワールドとインターナショナルと
英国がEU離脱するかどうか、で緊張感が高まっていますね。 ポンドで資産運用をしている人にとっては、死活問題 かもしれませんし、仮にEU離脱となれば、相当な政治的インパクトも避けられないでしょう。 個人的には、どちらかというと、英国はEU離脱したほ... -
芸術/アート
液化してゆくピアノ
革命歌作詞家に凭りかかられてすこしづつ液化してゆくピアノ 作者・出展:塚本邦雄・『水葬物語』 読み方:かくめいかさくしかによりかかられてすこしずつえきかしてゆくぴあの *** 太平洋戦争後、「日本的なるもの」が徹底的に批判されていたわけです... -
未分類
スピリットとしての超長期目標を想像してみましょう
『七つの習慣』(S・コヴィー著)の第二の習慣は、「終わりを思い描くことから始める」です。自らの葬儀の場面を想像して、参列者から、「自分はどういう人だった」と言われたいか、を考えることにより、人生のミッションを決めていくというステップです。... -
未分類
人生は演劇をやっているようなもの
ボードゲーム理論 について何度か触れていますが、また別の観点から見ると、この地上・物質界にわざわざ生まれてくるのは、いわば、「学びのための演劇をやっているようなもの」という解釈もできます。僕らはみな、本来、精神界でスピリットとして、エナ... -
未分類
”情けは人の為ならず”の、さらに奥にあるもの
「情けは人の為ならず」は、「他人に情けをかけることは、めぐりめぐって自分に還ってくるものだ」という意味ですね。よく、「情けをかけることは結局、相手のためにならない」という意だと誤解されているのは、「ならず」が現代語をベースにして解釈され... -
スピリチュアリズム//自己啓発
浮気や不倫をしたら地獄へ堕ちるのか?
どうしても性の問題で罪の意識に悩まされる、あるいは、傷つけられて悩んでいる方も多いと思いますので、 このトピックで書いてみます。 【不倫・浮気で地獄へ堕ちるかどうかをスピリチュアル的に検証してみる】 スピリチュアル的観点から、浮気や不倫をす...