高田– Author –
高田
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キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
アガペーとエロスの違い – 対義語とは言い切れない理由
エロースは御存知の通り、もともとはギリシャ神話の美の女神アフロディーテの子どもで、恋や性愛を司る神です。ローマ神話では弓矢をもつキューピッドの姿で有名ですね。 キリスト教の神学、文脈においては、アガペーとエロースは次のように定義されるでし... -
仏教
悉有仏性と悉皆成仏の違いとは? – 天台本覚思想批判
【結果平等はやる気をなくさせる】 ちょっと前に、とある小学校の運動会でこんなことが話題になりました。 「ゴールするときに、一等の子とビリの子がいるのは差別です。なので、仲良く手をつないでゴールインしましょう!」みたいな。 これは一見すると、... -
『般若心経』の悟りを超えて
照見五蘊皆空 – カント認識論よりすごい?”五蘊”
【 五蘊とは、存在を構成している5つの要素】 前回(行深般若波羅蜜多時 – 六波羅蜜多をスパイラル状に実践する)の続きで、今回はシリーズ第5回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→摩訶般若 – 仏教的グノーシスの経典としての『... -
『般若心経』の悟りを超えて
行深般若波羅蜜多時 – 六波羅蜜多の実践スパイラル
【六波羅蜜多(ろくはらみた)は菩薩の修行】 前回(観自在菩薩 – 観音菩薩と観自在菩薩の違いとは?)の続きで、今回はシリーズ第4回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→摩訶般若 – 仏教的グノーシスの経典としての『般若経』 ... -
スピリチュアリズム//自己啓発
保護中: 守護霊の真実 – 中級編 (サロン会員限定記事)
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『般若心経』の悟りを超えて
観自在菩薩 – 観音菩薩と観自在菩薩の違いとは?
【”観自在菩薩”でお経が始まる驚き】 前回(波羅蜜多心経 – 般若の智慧の心髄(エッセンス)が『般若心経』)の続きです。今回でシリーズ第3回目です。 *シリーズ初回は、摩訶般若 - 仏教的グノーシスの経典としての『般若経』 今回はいよいよ本文。冒... -
『般若心経』の悟りを超えて
波羅蜜多心経 – 般若の智慧の心髄(エッセンス)が『般若心経』
【波羅蜜多は”到彼岸”もしくは”完成”】 「『般若心経』の悟りを超えて」シリーズ第2回目です。 前回(『摩訶般若 - 仏教的グノーシスの経典としての『般若経』)は、タイトルの「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみたしんぎょう)」のうち、「摩訶... -
社会/歴史
ネット・SNSでの誹謗中傷を真理スピリチュアルから検証してみた
【そもそも「バレない」ということはあり得ない】 最近、SNSでの誹謗中傷の書き込みを苦にして、ある芸能人の方が自殺されました。 その事件をきっかけに、ネット・SNS上での謂れのない誹謗中傷/書き込みなどを取り締まろうという動きが出てきています。 ... -
『般若心経』の悟りを超えて
摩訶般若 – 仏教的グノーシスの経典としての『般若経』
【分かったようでわからないから奥深い?般若心経】 「『般若心経』の悟りを超えて」シリーズ第1回目です 般若心経は正式名称は、「摩訶般若波羅蜜多心経」(まかはんにゃはらみたしんぎょう)と言いますが、一般的には「般若心経」の名前で親しまれていま... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
キリスト教の「地獄(ゲヘナ)で永遠の業火に焼かれる」は本当か?
今回は、キリスト教における地獄論です。 地獄については、古ギリシャ語の日本語読みである”ゲヘナ”あるいは”ハデス”という名称で呼ばれることもあります。 おおざっぱには、 ゲヘナ:永遠の地獄 ハデス:不信仰な者が最後の審判を待つ場所(黄泉、陰府) ... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」の意味と解釈- なぜイエスは叫んだのか?
三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。(「マタイによる福音書27章46節) 「エリ、エリ、レマ、サバクタニ(Eli, Eli, Lema Sabacht... -
教育/学問
知的スピリチュアル生活 – 人生100年時代を生き抜く智慧 ①
【知的スピリチュアル生活とは?】 このタイトルを見ただけで、渡部昇一先生の名著『知的生活の方法』を想起した方はけっこう勉強されています。 この『知的生活の方法』という書物は、私にとって、”知への開眼”と言いますか、「そもそも”知る”とは何であ... -
社会/歴史
新型コロナウイルス/COVID-19への真理スピリチュアル的対処法
【人災と天災の両側面がある】 新型コロナウイルス(COVID-19)。本当は、あえて、「武漢肺炎」とタイトルしたいくらいです。「中共ウイルス」と言っても良いでしょう。 この武漢肺炎については、中国の生物兵器研究所から漏れたものではないか?人工的な... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
ユダヤ教の選民思想の背景にあるものとは? – 神の世界計画を探る
ユダヤ人の”選民思想”については、よく知られていると同時に、歴史上さまざまな軋轢を生んできたところでもあります。シオニズムから現代のパレスチナ問題まで波及しています。 ユダヤの選民思想は、簡単に言えば、 「神(ヤーヴェ)は、ユダヤ民族と独占... -
哲学/思想
スピリチュアル現象学 -①「信仰と祈り」はなぜ必要か?を哲学的に証明する
【真理スピリチュアルと呪術スピリチュアル】 前回の記事では、スピリチュアルにも、「真理スピリチュアル」と「呪術スピリチュアル」があること。 そして、それぞれの違いは、 真理スピリチュアル:神中心の世界観 呪術スピリチュアル:人間中心の世界観 ... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
「神の名をみだりに唱えてはならない」(十戒)のはなぜか?
「神の名をみだりに唱えてはならない」は、有名なモーセの十戒のひとつです(第三の戒めです)。 正確には、下記の文言です。 あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。(「出エジプト記」20章7節)) なぜ今回、これを取り上げているのかと申しま... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
私はいかにしてキリスト教徒にならなかったか?
【キリスト者への私的旅路】 タイトルは、内村鑑三の『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』をもじっています。 誤解を与えそうなタイトルですが、私(高田祥)は イエスがキリスト(救世主)であること イエスの説いた教えが真実の神から出ているもの... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
キリストの復活は事実なのか? – エーテル体で解読してみる
「思わず知らず」ではなくて、「意図的に」エーテル体を活性化させて、半物質として現象化することが出来たわけです。この「確信」というのは、上述したエーテル体の原理ももちろん含まれますが、これ自体は高度な霊存在にとって初歩的なことで、イエスの「確信的」というのは、さらにそれ以上のものがあります。 つまり、「旧約で予言されていた復活によって、メシアが私(イエス)である」という物語を完遂することであった、ということです。ここにおいて、イエスは「キリスト」であることを証明したわけです。 -
科学/心理
仏法・真理の探求と、神経症的ジレンマ
【貧・病・争】 むかしからよく「貧病争」と言いますが、宗教やスピリチュアルを探求するきっかけですね、これが、 貧=経済的苦境 病=病気・体調不良 争=人間関係の不調和 この3つであることが多い、と言われています。 自分自身、振り返ってみても、... -
仏教
仏教の無我の境地とは「没個性」という意味ではない
無我について、今回は実践論的な観点で書いてみます。 【死後、群魂の中に溶け込んでしまうわけではない】 無我について、一般的に勘違いしやすいのが、「自我を滅却するのだから、個性がなくなってしまうこと?」という解釈かな、と思います。 実際、マイ... -
科学/心理
原発をスピリチュアル現象学から検討する -即時再稼働が望ましい理由
【エネルギー問題は、相変わらず生命線】 ここしばらく、仏教理論などを書いていましたが、久々にいくつか時事問題について書いてみようと思います。 本当は、比率的に8割くらいは時事問題に割いてもいいくらいです。 新しい思想運動を起こすということは... -
スピリチュアリズム//自己啓発
菩薩になるために必要なたった一つのこと
【結局は、「習慣論」】 売れ狙いの本みたいなタイトルをつけてみました(笑)。 しかし、「菩薩になるために必要なたった一つのこと」を挙げるとすると、それは実は「習慣論」ということになると私は思っています。 6月のネオ仏法サンガ会員限定のオンラ... -
スピリチュアリズム//自己啓発
現象界と叡智界(実在界)は同時存在する !?
現象界と叡智界というのは、本来は、カントなどが使っている哲学用語です。”現象界”の対義語が”叡智界”です。 現象界というのは、感覚で接している世界、かんたんに言えば「この世」のことです。 叡智界というのは、感覚を超えた理念(イデア)の世界です... -
テーラワーダ仏教批判
涅槃(ニルヴァーナ)に達するとは?わかりやすく意味を解明する– テーラワーダ仏教批判④
テーラワーダ仏教批判の第四回目です。 *シリーズ全体はこちらから⇢テーラワーダ仏教批判 今回の「涅槃論」がおそらくは、上座仏教(テーラワーダ仏教)が釈尊の本意を誤解しているところの最大の論点である、と考えています。 【涅槃=甘露=不死の等式... -
外交/軍事
諸葛孔明の兵法とネオ仏法
【軍略と哲学】 一般的には、軍略と哲学というとまったく別物、という認識でしょう。実際に、適用する場も違いますしね。 しかし、ネオ仏法では、この軍略・哲学をいわば表裏一体のもの、もしくは補完関係にあるもの、と捉えています。 これはそもそも、例... -
仏教
お墓・仏壇にはスピリチュアル的に意味があるのか?
先祖供養にからめて、「お墓・仏壇」のスピリチュアル的意義をネオ仏法的に解説していきます。 【釈尊没後しばらくは、そもそも仏像は作られていなかった】 もともと、釈尊の仏教では、先祖供養についてそれほど深入りしていたわけではありません。葬式に... -
スピリチュアリズム//自己啓発
守護霊の交代はあり得るのか?「守護霊が強い」とは?
スピリチュアルのサイトでありながら、ここ最近、スピリチュアルなことを書いていないので、たまには書いてみます。 守護霊については、スピリチュアリストによって、ずいぶん定義が違うようで、昔から、「守護霊はあなたが飼っていた犬です」とか(笑)、... -
テーラワーダ仏教批判
仏教と倫理を巡る問題 – 有漏善と無漏善についての考察
【福徳を積むことは解脱・涅槃に資さない??】 テーラワーダ仏教批判の第三回目です。 最近、『大乗非仏説をこえて: 大乗仏教は何のためにあるのか』(大竹晋・著)という本を読んだのですけどね。仏教に興味がある人にとっては結構話題になっている本であ... -
仏教
戒名は馬鹿らしいって本当? – 葬式・読経も含めてスピリチュアル的に検証してみた
最近、親類で法事があり、お葬式について改めて考えるところがありましたので、今回は、「戒名・葬式・読経」をテーマに書いてみますね。 関連する話題として、「仏壇・お墓」については別記事で書いていますので、参考になさってください。 *参考記事:... -
テーラワーダ仏教批判
阿羅漢と仏陀の違いとは。そして菩薩の登場
「テーラワーダ仏教批判① – テーラワーダ仏教は部派仏教の一派の流れに過ぎない」の続きですが、独立したテーマとしても読めるように書いてみました。 【阿羅漢(アラカン)と仏陀、菩薩の違いとは?】 ”阿羅漢”と”仏陀”はオリジナルでは違いはなかった 阿...