新着記事
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芸術/アート
『聖☆おにいさん』の評価から日本の使命を考える
『聖☆おにいさん』中村光 (著)というマンガについて、真理スピリチュアルからどう評価すべきか、そこからさらに、日本が世界に貢献できること、日本の使命を考えてみたいと思います。 【『聖☆おにいさん』の真理スピリチュアルからの評価】 一読して、天界... -
外交/軍事
宗教対立・宗教紛争はなぜ起きる?原因と解決策を探る
宗教戦争・宗教間の対立について、日本人が論じるとかならず出てくるのが、「そもそも宗教があるのがいけないのでは?」という意見です。 自覚的には、「無宗教である」ということをむしろ”知性の証明”、”進歩している証拠”であるかのように感じてしまう日... -
スピリチュアリズム//自己啓発
菩薩の心とは?なぜ、ほとんどの人は菩薩になれないのか?
菩薩というのは、もともとは菩提薩埵(ぼだいさった)の略称で、サンスクリット語の「ボーディサットヴァ」の音写です。 ボーディ:悟り サットヴァ:衆生 ということで、「悟りを求めている衆生」という意味です。 仏教では、「仏陀の悟りを目指して修行... -
仏教
諸行無常と諸法無我の違いとは?- 「存在と時間」で考えるとわかりやすい
釈尊(お釈迦様)の教えには、有名なところでは、「八正道」「生老病死」「執着を断つ」…などいくつか挙げられますが、結局、釈尊が教えている教説(仏説)とは何なのか?と言いますと、それは「三法印(さんぽういん)」に集約されていきます。 諸行無常... -
仏教
四諦八正道のわかりやすい解説と覚え方
今回は、仏教の基本教説のひとつである四諦八正道(したいはっしょうどう)をなるべく分かりやすく解説する試みをやってみたいと思います。 「仏教書を読んでも、四諦八正道がどうも分かりにくい…」と思われる方が多いかと思います。 それもそのはずで、多... -
芸術/アート
グスタフ・マーラー交響曲の特徴と新解釈 ― 強靭な精神力と宇宙の鳴動
今回は、クラシック音楽の作曲家・指揮者であるグスタフ・マーラーについて論じていきたいと思います。 検索で当記事にたどり着かれた方は驚かれるかもしれませんが、マーラーは霊格的には、菩薩界上段界の存在であり、芸術家としては最高峰のひとりである... -
生活/ライフハック
菩薩になりたい人のための「知的スピリチュアル生活」
実在界(あの世)から見た人生の仕事量および霊格は、 仕事量(霊格)=智慧×慈悲 の公式で表すことができる、と申し上げています。 *参考記事:人生の意味とミッションとは? – 最勝の成功理論を明かします(「菩薩になるための公式とは?」参照) 厳... -
哲学/思想
4つの”イドラ”の意味とは? – フランシス・ベーコンの英知に学ぶ
”イドラ”という言葉はなんだか怪獣めいていますが、これはラテン語(idola)でありまして、英語のIdol(アイドル)の語源になった言葉です。 ”イドラ”も”アイドル”も、「偶像」という意味です。 *近年では、イドラは「幻影・虚構」という意味であり、ベ... -
仏教
十界と十界互具 ー 仏教における”世界”の階層構造論
人間は心の修業によって、天使(菩薩)になることができる、とネオ仏法では繰り返し申し上げているのですけど、本来の大乗仏教理論によれば、それ以上でして、最後は仏陀になることができる、というところまで行き着きます。 釈尊の時代は、悟りを得たもの... -
科学/心理
自分軸とスピリチュアル – 絶対軸をお勧めいたします
心理学者アドラーの解説書(?)『嫌われる勇気』の影響もあるのかもしれませんが、ここ数年、”自分軸”という言葉がずいぶんともてはやされています。 ただ、”自分軸”というものは一時的なカンフル剤として有効だけど、これで生き切るにはずいぶんと難易度... -
芸術/アート
芸術と哲学の関係 – イデーの模倣としてのアート
ネオ仏法では、音楽や絵画など芸術・アート全般も「真理スピリチュアルの表現形態のひとつ」、という位置づけをしています。 まず、真理(実在)というものが先立ち、その具体的展開(現象)として政治や経済、学問、芸術などのさまざまな人間的営みがある... -
仏教
五戒、十善戒(五戒十善)とは? – 仏教の戒律を現代生活に応用するコツ
今回は仏教における”戒”(五戒十善)についての概略と、それを現代に応用するコツについて書いていきます。 なぜ”戒”が大事かと言うと、次代の文明では、キリスト教プロテスタント(とりわけ、カルヴァン派)が言うところの「世俗内禁欲」が肝要になってく... -
スピリチュアリズム//自己啓発
”ないないの神様”のご利益パワーとは!?
今回は当サイトとしては珍しいトピックを採りあげます。 ずっとネオ仏法をお読みくださっている方にとっては、「高田はどうかしちゃったのではないか?」と思われるかもしれませんが、記事後半からいつもの調子に戻しますので、ご安心くださいませ。 【”な... -
スピリチュアリズム//自己啓発
自殺をスピリチュアル観点から検証する – 死後、どうなるのか?
日本では統計によると、年間3万人以上の人が自殺(自死)していますので、これはもう戦争レベル。「こころの内戦状態」とも言える事態なんですよね。 *参考:自殺の統計:各年の状況(厚生労働省) また、2020年以降は新型コロナウイルス感染症のパンデミ... -
哲学/思想
感性 ・知性 ・理性・ 悟性 – 知性と理性の違いをめぐって
とくに知性と理性については、どちらも、「頭が良さそうな…?」くらいのイメージで、なかなか違いは分かりづらいところではありますね。 ただ、「あの人は知性的な人だ」という場合は、だいたい「頭が良い人」という意味で使われることが多く、「あの人は... -
仏教
仏教は霊魂を否定していない – 無我説解釈の誤りを正す
今回のテーマ、「無我」については、仏教において最大に誤解されている概念のひとつだろうと思います。それは、現代でもそうですし、過去の仏教史でも幾度も出てきた問題です。 その誤解とは、「仏教は無我を説いたのだから、死後の存在、霊魂を否定した」... -
スピリチュアリズム//自己啓発
人生の意味とミッションとは? – 最勝の成功理論を明かします
「人生の意味とミッション」というテーマについては、ネットで検索してみると、このテーマで書かれている記事がたくさんヒットします。 みなさんはそうした記事を読み、みなさん自身の「人生の意味とミッション」を深いところで納得・探求することができた... -
儒教・道教
中道と中庸の違い – 偏らない”中庸”と最適解の”中道”
仏教では、よく”中道”という言葉を使いますが、これは簡単そうでいて、実はなかなか難しい概念です。 中道でいちばん有名なのは、釈尊(ゴータマ・シッダールタ)が成道(悟りを開く)前に発見したとされる”不苦不楽(ふくふらく)の中道”でしょう。 比丘... -
スピリチュアリズム//自己啓発
「霊格が高いと孤独で苦労が多い」は嘘である理由
スピリチュアル系のサイトをいくつかチェックしていて、「霊格が高い(波動が高い)ことによる孤独、苦労」について論じているいくつかの記事があることに気づきました。 そのキィワードに関連する記事を4-5本読んでみたのですが、私としては若干、違和感... -
スピリチュアリズム//自己啓発
容姿・外見・雰囲気はスピリチュアル的に霊格に比例するのか?
人間はこの世(現象界)だけで見ると、さまざまな「生まれつきの不平等」を被っているように見えますが、容姿や外見もそのうちのひとつでしょう。 スピリチュアルに興味のある方であれば、「なにか前世のカルマで、容姿がわるく生まれてきたのか?」とコン... -
仏教
苦しみからの解放 – 仏教の智慧で根本から解決する
「人生でなぜ苦しくなってしまうのか?」ということについては、それこそ、日々、「どうしてだ!?」と悩まられている方が多いでしょう。 人生の苦しみ、生きていくことの苦しみに日々押されて、あっぷあっぷになってしまい、自己啓発書などに解決を求める... -
『般若心経』の悟りを超えて
真実不虚 – 菩薩の知性と人間の知性
前回(是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪 能除一切苦)の続きで、今回はシリーズ32回目です。 *シリーズ目次はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 真実不虚 読み:しんじつふこ 現代語訳:偽り... -
『般若心経』の悟りを超えて
是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪 能除一切苦
【”呪(しゅ)”はマントラ、真言であるのか?】 前回の続きで、今回はシリーズ31回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -① *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 是大神呪 是大明呪 是無上呪 ... -
『般若心経』の悟りを超えて
故知般若波羅蜜多
【”故(ゆえに)”は、今までの説法全体を指す】 前回の続きで、今回はシリーズ30回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -① *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 故知般若波羅蜜多 読み:こちはんに... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
パウロ思想の”逆転の論理” – 「十字架の神学」についての考察
”十字架”というと、キリスト教信者でなくても、「キリスト教のシンボル」としてのイメージを喚起させられるところの、象徴的な存在ですよね。 しかし、キリスト教に慣れ親しんでいない人によっては、なぜキリスト教が十字架をシンボルにしているのか?今ひ... -
『般若心経』の悟りを超えて
得阿耨多羅三藐三菩提 – シニフィアンとシニフィエ
【シニフィアンとシニフィエ】 前回の続きで、今回はシリーズ29回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -① *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 得阿耨多羅三藐三菩提 読み:とくあのくたらさんみ... -
『般若心経』の悟りを超えて
依般若波羅蜜多故
【仏陀より、般若の智慧のほうが上!?】 前回の続きで、今回はシリーズ28回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -① *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 依般若波羅蜜多故 読み:えはんにゃはら... -
『般若心経』の悟りを超えて
三世諸仏
【多仏思想の展開】 前回の続きで、今回はシリーズ27回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -① *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 三世諸仏 読み:さんぜしょぶつ 現代語訳:過去・現在・未来... -
『般若心経』の悟りを超えて
究竟涅槃
【涅槃はいかにして実現できるか?】 前回の続きで、今回はシリーズ26回目です。 *シリーズ初回からお読みになりたい方はこちらから→「般若心経」の悟りを超えて -① *『般若心経』全文はこちらから→祈り/読誦 究竟涅槃 読み:くぎょうねはん 現代語訳:... -
キリスト教/ イスラム教/ユダヤ教
原罪と贖罪の意味と違い – キリストの”贖い”はどう解釈すべきなのか?
「原罪と贖罪の違い」については、定義としてはわりと簡単に整理できます。 原罪:アダムとイヴが「知恵の木の実(善悪の知識の木)」を食べたという過失による楽園追放により、人類は罪人とされた 贖罪:イエスの十字架による贖いにより、人類の罪は許さ...